医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

業界団体を訴えた興和の恐るべき「執念」

大正製薬との8年前からの確執は終わらない

2025年4月15日号

 胃腸薬「キャベジン」で知られる興和が、一般用医薬品の業界団体を相手取り訴訟を起こしている。  提訴されたのは業界団体「日本OTC医薬品協会」(会長=ロート製薬・杉本雅史社長)と関連組織や元会長など計4者。協会が編集・協力する『OTC医薬品事典』(発行=じほう)に興和の製品が掲載されていないとし、事典の頒布をやめて回収した上で、無形損害の賠償金1億円を支払うよう求めている。昨年9月に東京地裁に提訴し、今年に入り初弁論が開かれた。訴訟の背景には、8年前から続く興和と大正製薬の確執がある。  胃腸薬「キャベジン」で知られる興和が、一般用医薬品の業界団体を相手取り訴訟を起こしている。  提訴されたのは業界団体「日本OTC医薬品協会」(会長=ロート製薬・杉本雅史社長)と関連組織や元会長など計4者。協会が編集・協力する『OTC医薬品事典』(発行=じほう)に興和の製品が掲載されていないとし、事典の頒布をやめて回収した上で、無形損害の賠償金1億円を支払うよう求めている。昨年9月に東京地裁に提訴し、今年に入り初弁論が開かれた。訴訟の背景には、8年前から続く興和と大正製薬の確執がある。

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence